第6の封印が解かれる時
そして、私は彼(小羊)が第6の封印を解くのを見た。すると、見よ。1つの巨大地震が起こった。
そして、太陽は毛の喪服のように黒くなり、月は血のようになった。
さらに天の星々がいちじくの木が大風に揺すぶられて、イチジクの実が振り落とされるように落ちた。
すると天は、巻き物が巻かれるように中央から両端に巻かれ消え去った。
すべての山々と島々が元の場所から移動した。 啓示録6:12〜14
「巨大地震と天変地異」
この巨大地震は、おそらく火山性のもので、噴煙による塵はその火山から広がり大気圏を循環していく。そのために大気汚染が起こり、太陽は昼間はもちろん、日の出から暗くなり、
噴煙の濃淡により、太陽に毛皮の喪服を被せたようになる。その結果、月もブラッドムーンBlood Moonとなる。
今日多くの偽預言者たちが、「ブラッドムーンが何月何日に起こるから終わりの日が来る」と言って、
人々に恐怖をあおり、自分が有名になろうとしているように思える。
しかし、ブラッドムーンが起こって世の終わりが来るではなく、巨大地震が先で、天変地異の最後がブラッドムーンである。
つまり、第1の封印からはじまる7年の艱難期の第6の封印が解かれた時なのである。
わたしは天と地に、不思議なしるしを現す。 血と火と煙の柱である。「血と火と煙の柱」とあるように、天変地異の始まりは、
【主】の大いなる恐るべき日が来る前に、 太陽はやみとなり、月は血に変わる。
しかし、【主】の名を呼ぶ者はみな救われる。 ヨエル2:30〜32
1つの巨大地震であり、その地震は、火山性のものであると言える。
「血」とはドロドロした赤いものを指す。
それは、真っ赤に溶けて燃えているマグマが溶岩として吹き出る様子を描写している。
環太平洋火山帯の活動が非常に活発化しているが、それが一気に火山噴火したら、
今まで人類が体験したことのない巨大地震が起こる。
発生した火山灰と噴煙は、みるみる大気圏を覆い尽くしていく。
いままでの大きな地震でも、地殻変動を伴っていたが、この巨大地震では、
山々も島々も移動するほどの地殻変動が起こり、震度7を超え地震計が振り切れる揺れを体験することになろう。
そして、それに続く津波の被害も世界の各地で起こることになろう。
噴煙が大気圏に広がるのに伴い、夜空の星は巻物が巻かれるように、
噴煙の道筋から広がる両端に向かって星々は見えなくなていく。
大気圏が火山灰を含む噴煙で覆われるためだ。
星そのものは、光を失うことなく、輝いているのにもかかわらず、地上からは見えなくなってしまう。
天の星、天のオリオン座は光を放たず、 太陽は日の出から暗く、 月も光を放たない。星座の代表としてオリオン座が挙げられている。
イザヤ13:10
北半球であれば冬の星座であり、南半球であれば夏であるが、
その時期のことなのだろうか?
噴煙が全天の広がるため、日照量は急激に下がり、急激な寒冷化が起こり、
凍え死ぬ人、動物、死滅する植物。
「さらに天の星々がいちじくの木が大風に揺すぶられて、イチジクの実が振り落とされるように落ちた。」とは、
何を意味しているのだろう?
「天の星々」とは、実際の星である恒星ではない、惑星でもない。
おそらく、小惑星が隕石として落ちてくるのか?
あるいは、人工宇宙物体か?
2018年4月の時点で1万8953個の人工宇宙物体が軌道を回っている。
小さい物では1kg、大きい物では、9トンもある。
中国の中国の宇宙ステーション「天宮1号」も制御不能となって2018年4月に落ちて来た。
幸い落ちたところは、偶然にも海だったから、良かったが…
しかし、すでに落下中の人工衛星が20基以上もあるそうだ。
実際はそれ以上の可能性がある。
なぜなら、軌道を回っている人工宇宙物体のうち2000個以上が軌道追跡さえできていないからだ。
そのほか、宇宙のゴミ、衛星衝突や故意的破壊などによる残骸の中には
直径1cm以上の大きさの宇宙物体も50万個から100万個もある。
地表から高度1500km以下を回る人工宇宙物体は大気との摩擦と地球の重力によって、
いつかは地球に落ちる。
興味深いのは、ヨハネが見た「星」が落ちる様子が、
イチジクの実が大風で振り落とされるように見えたとうことだ。
ヨハネは、「星」が落ちていく様子を見ている。
リンゴでも、みかんでもない。
イチジクの形だ。
地上で、隕石が落ちてくるのを見ると、見る角度は下からか、横からになる。
しかし、宇宙から隕石が地球に落ちていく様子を観察したら、
大気圏に突入し燃えて出し尾をひいて落ちて行く様子は、まさにイチジクの形状に見えるだろう。
ヨハネは、「星」が落ちて来る様子ではなく、落ちて行く様子を見ている。
地上からではなく、天からだ。
AD80年ごろにパトモス島から天に引き上げられたヨハネは、
天からの視点で、未来に「星」が落ちていく様子を見せられている。
その描写がいかに正しく適切かを知って驚かされる。
真実な話であり、これが起こりうるのだと理解されるであろう。
1つや2つではなく、
たくさんの「星」が落ちてくるのだから、
地上に残る人々は大変なことになる。
火山噴火と地震と天から落ちてくる「星」の災害に人々はパニックに陥る。
すると、地上の支配者たちと、権力者たち、金持ち、軍の長、権力者、この災害において、貧富の差はなく、全員が洞窟や山の岩間に殺到することになるだろう。
奴隷であれ、自由人であれ、誰もが、穴や山の岩間に隠れ、
そして、彼らは、山々と岩に向かって、
「我々の上に倒れ落ちて、
御座に座している方の御顔と小羊の怒りから、
我々をかくまってくれ!
彼(小羊)の大いなる怒りの日が来たのだ。
だれが耐えられるだろうか!?」 啓示録6:15〜17
すでに用意している者たちは核シェルターに避難することだろう。
安全な場所に身を隠さなければ、助からないからだ。
この時人々は、誰に反逆しているかを知っている。
神などいないと口で言っていながら、心ではうすうすわかっているからだ。
残念なことに、このような災害にあいながらも、
神様に立ち返ることをせず、心を頑なにするようだ。
「しかし、【主】の名を呼ぶ者はみな救われる。 」ヨエル2:32しかし、【主】の大いなる恐るべき日のピークはまだまだこれから。
今日もウェブチャへようこそ!
大変な災害が起こりますね。
では山や岩の近くに引っ越そうなどと考えないでください。
それより今、「イエス様助けてください。あなたに信頼します。」
と心から祈ったら救われるのです。
そうすれば、怒りに会うことなく、救いです。
どこに住んでいようが問題ありません。希望があります。
安心して生きていけますよ!
「神は、私たちが(小羊の)怒りに会うようにお定めになったのではなく、まだの方は、今日でも救いを得てください。そうしたら何が起ころうとも安心ですね。
主イエス・キリストにあって、救いを得るようにお定めになった。」 Iテサロニケ5:9
今日も良い1日をお過ごしください!
宗教嫌いの私が、生まれて初めて聖書を開いて読んだのは、高一の春。今だに宗教とか、キリスト教は好きではありませんが、今ではすっかり、聖書の魅力にはまって、奥深いみことばの味わいとその力と不思議に、心温められております。
ただ真理や事実を知りたいと、化石、古生物学、天文学、考古学、歴史、預言、精神や心の世界、霊的世界、死後の世界…などと探求しつつ、いつの間にか50年以上経ちました。
専攻は地質学ですが、テキサスのパルクシー川底の同じ岩盤の上に続く、恐竜と人の足跡化石、その岩盤に立った時はかなりの衝撃でした!初代の創造科学研究会の理事の一人として、ここニュージーランドに移住するまで、日本各地で講演させてただき、また、 Masaluk(メイサルーク)のペンネームでマンガ・ジェネシスの1と2のシナリオを書かせていただきました。
1994年からオークランド日本人教会の牧会の一端を担い、2018年5月から、必要に迫られさらに多くの人に良い知らせが届くようにと、イエス・キリストを中心とするHomeチャーチ「Japanese Bible Ecclesia (J-BE)」 https://ajbe.net/ を新たに始め、現在に至ります。
このウェブチャが、現在直接お会いできない皆さんにとっても、祝福の助けになりますように!(笠原 勝)
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