そして、彼(小羊)が第七の封印を解いたとき、天において半時間ほどの静寂があった。それから私は、神の御前に立っている七人の天使たちを見た。そして、彼らに七つの角笛が与えられた。 啓示録8:1〜2クリスチャンたちが天に引き上げられ、艱難期が始まった後でも、十四万4千人のイスラエル人の伝道を通して、数えきれないほどの人々が救われます。そして、イエス・キリストを信じることで、殺されてしまうのですが、殺されると同時に、天に移され、天の賛美と感謝があふれる礼拝に加えられていきます。
天での礼拝はどのようでしょうか?天における神への感謝と賛美の大合唱はどのような規模での礼拝となることでしょうか?まもなくこの感動的な礼拝の体験をすることになるでしょう。とって〜も楽しみです。
半時間ほどの静寂と沈黙とは?
しかし、第七の封印が小羊によって解かれると、その賛美は突然止み、半時間ほどの静寂と沈黙が続いたのです。これは「厳粛で聖なる静寂」です。この後に続く「七つの角笛の災いと艱難」がもたらされるの前の静けさです。人々は無意味な静寂と思うでしょうか?災いが過ぎ去ってホッとしたと思うでしょうか?それとも、不気味な沈黙と思うでしょうか?「七つの角笛の裁き」が施行される前に、「静寂」を置かれたのは神です。六つの封印による先の人災と災害をはるかにうわ回る、人類が未だかつて経験したことのない恐ろしい艱難が、7段階に渡ってこれからもたらされようとしているのです。
悪人の死を喜ばれない
先の災いがそうであったように、第一から第四までの災いは、人間自らがもたらした戦争と戦略による「意図的な人災」です。神は人類にその災いがもたらされ、人類の四分の一が死ぬ事にならないように、今まで天使たちの命じて封じてこられたのです。なぜなら、神は決して、「悪人の死を喜ばれない」からです。
「あなたがたに対して忍耐深くあられるのであって、一人でも滅びることを望まず、全ての人が悔い改めに進むことを望んでおられるのです。」 IIペテロ3:9全ての人に、救われるように悔い改めるチャンスを与えているのです。
神の心の葛藤
七つのラッパが吹き鳴らされる前に、この「神の静寂」は神ご自身の辛い心のうちが反映されているのではないでしょうか?神の心の葛藤がここにあります。「イエス・キリストに信頼するだけで救われる」という恵みの時代は、イエス・キリストの空中再臨とそれに伴う携挙を持って終わってしまったのです。すでに7年の艱難期は始まり、封印が解かれ四分の一もの人類が死に絶える中にも、十四万四千人を全世界に派遣し、一人でも多くの人が悔い改めて神様との関係を築き、死に至るまで従い通し救われるように願われました。その結果、数えきれないほどの人が救われたのです。ところが、残忍な人たちによって彼らは次々に殺され、その霊魂は天に移されて行きました。それでもまだ、そのような状況の中であっても、救われる人がいるはずだと神の忍耐は続いています。悔い改める人々がまだいると期待する、神のあわれみと正義との葛藤です。しかしながら、罪人をそのまま天に移すことはできません。
「わたしは、だれが死ぬのも喜ばないからだ。──神である主の御告げ──だから、悔い改めて、生きよ。」 エゼキエル18:32まだ、イエス・キリストを受け入れていない方は、今、イエス様に信頼し、神と共に生きる人生を始めようと決心してください。あなたの今日の決断が永遠を決めます。悔い改めとは、自分中心の生き方から、神を中心とした生き方に向きを変えることです。立ち返るとは、神に向かう事です。
彼らにこう言え。『わたしは誓って言う。──神である主の御告げ──わたしは決して悪者の死を喜ばない。かえって、悪者がその態度を悔い改めて、生きることを喜ぶ。悔い改めよ。悪の道から立ち返れ。イスラエルの家よ。なぜ、あなたがたは死のうとするのか。』十四万四千人の全世界伝道の結果、数えきれないほどの人々が世界中から救われましたが、彼らを殺す残忍な人たちがいたのです。その人達への裁きも施行されなければならないのです。神の正義と愛の葛藤です。一人でも滅びることを望まない神が、正義を貫かなければなりません。悪の道を離れて、神に立ち返るのはそれぞれの本人の自由意志です。早く気づいて欲しいです。
エゼキエル33:11
「それから私は、神の御前に立っている七人の天使たちを見た。そして、彼らに七つの角笛が与えられた。」
旧約聖書の二種類のラッパの違い
一種類は、二本セットの銀製のラッパ(ハツォーツェラー חֲצוֹצְרָה)で、民を集めるため(民数記10:3)、出陣のため(同10:5〜6)、敵が攻め込んでくる時の警告のため(同10:9)、祝日における断食や悔い改めの時に(同10:10)、神殿(聖所)での奉仕や礼拝の中で(II歴代誌5:12〜14、詩篇150)などで使われてきました。もう一つは、角笛(ショーファール שׁוֹפָר)で、神の顕現を知らせる合図(出エジプト19:16)ヨベルの年を告げる合図(レビ25:9)戦いと裁きの合図(ヨシュア6:4)でした。
ところが、新約聖書ではどちらも日本語ではラッパで、ギリシャ語でもサルピンクス σάλπιγξと訳されています。
イエス・キリストの顕現を知らせる神のラッパ
イエス・キリストの再臨の時に吹かれるラッパは、聖徒たちを集めるための合図です。主イエス・キリストの顕現をしらせるために一つのラッパの音が響き渡ります。そして、クリスチャンたちの招集のために「長く吹き鳴らされる」ことでしょう。おそらく、それは角笛でしょう。そして、まもなく、世界中のイエス・キリストに属する者たちが、長く吹き鳴らされるラッパの招集音を聞く事でしょう。同時にこのラッパの音は「恵みの時代の終わり」を告げる「終わりのラッパ」あるいは、「最後のラッパ」となります。最後(終わり)のラッパとともに、たちまち、一瞬のうちにです。ラッパが鳴ると、死者は朽ちないものによみがえらされ、私たちは変えられるのです。Iコリント15:52そして、このラッパは「神のラッパ」であって、「天使の角笛」ではありません。つまり、この啓示録8章の天使たちが持つ裁きの七つの角笛ではないのです。まして、七番目の角笛でもないのです。神のラッパが長く吹き鳴らされる中、その響きのうちにイエス様は天から降りてこられ、私たちは変えられ雲の中に一挙に引き上げられるのです。ものすごい体験ですね。この時1回限りのイベントです。ぜひ、ご一緒に体験しましょう!世界中からキリストに属する者たちが引き上げられますから、人口が激減します。
主は、号令と、御使いのかしらの声と、神のラッパの響きのうちに、ご自身天から下って来られます。それからキリストにある死者たちが、まず初めによみがえり、 次に、生き残っている私たちが、直ちに(同時に)彼らといっしょに雲の中に引き上げられ、空中で主と会うのです。このようにして、私たちは、いつまでも主とともにいることになります。
Iテサロニケ4:16〜17
7年の艱難期の前に
私たちの肉体は、不死の栄光の体に一瞬のうちに変えられ、雲の中に引き上げられます。それは、イエス・キリストの属しているすでに亡くなられた方たちが、死の世界からよみがえらされて天に引き上げられるのと同時に起こります。その全てが「長く吹き鳴らされる」ラッパの音が響き渡る中に起こるのです。それは7年の艱難期の前に起こります。
ダマスカスの崩壊に続くエゼキエル戦争
まもなく、イザヤ書17章の預言どおりシリアの首都ダマスカスが完全に廃墟になる事でしょう。すでに中心部を残すのみで3分の2は人々が住居を捨て、難民となってでていきました。「ダマスカス廃墟の預言の実現」は、時間の問題となりました。続くエゼキエル戦争(エゼキエル38章)もスタンバイしています。イスラエルの北からロシア、トルコ、イランが攻め込む準備が進んでいます。彼らはシリアにいるのですよ。ロシアは、イスラエルの北側の国境に軍を駐留させているのです。シリアの北側にはトルコ軍がいます。イラン軍もシリアにすでにいるのです。ISISはほとんど力を失いましたが、ロシアとトルコとイラン軍はまだシリアに居続けているです。
そして、南からは、リビアとスーダンの軍隊が侵攻するとエゼキエルに神は伝えました。
7年の艱難期前に起こる預言の成就が間近に迫っています。
聖書の預言は真実です。信頼する者たちを裏切りません。100%実現して来ました。これからも100%の確率で実現してくことでしょう。
イエス・キリストが迎えに来る時は、誰も期日を指定できませんが、今日起こってもおかしくない状況になっています。前兆は全て出尽くし、実現しているのですから。
この後七人の天使たちの他に「もう一人の別の天使」が登場します。
今日もウェブチャへようこそ!
緊迫した状況が現実に起こっています。戦争のない平和な状態にいると、ミサイルが飛び交っている国のことを忘れがちです。そして、神が終わりの時代をせっかく伝えてくださったのに、エゼキエルやイザヤに伝えた預言に目と留めていないと、毎日の忙しさに追われて、目先の事にとらわれ過ぎて、やるべきこと、優先すべき事を忘れがちです。やるべきこととは、イエス様を迎える心の準備です。
期日はわかりませんが、現実の時を見分けるように勧められています。空模様で天気を見分け、木々の変化で季節を見分けるようにです。見分ける力は、感覚や感情ではなく、聖書の預言に基づき、理性で考え判断することです。
今日も充実した良い1日をお過ごしください。
宗教嫌いの私が、生まれて初めて聖書を開いて読んだのは、高一の春。今だに宗教とか、キリスト教は好きではありませんが、今ではすっかり、聖書の魅力にはまって、奥深いみことばの味わいとその力と不思議に、心温められております。
ただ真理や事実を知りたいと、化石、古生物学、天文学、考古学、歴史、預言、精神や心の世界、霊的世界、死後の世界…などと探求しつつ、いつの間にか50年以上経ちました。
専攻は地質学ですが、テキサスのパルクシー川底の同じ岩盤の上に続く、恐竜と人の足跡化石、その岩盤に立った時はかなりの衝撃でした!初代の創造科学研究会の理事の一人として、ここニュージーランドに移住するまで、日本各地で講演させてただき、また、 Masaluk(メイサルーク)のペンネームでマンガ・ジェネシスの1と2のシナリオを書かせていただきました。
1994年からオークランド日本人教会の牧会の一端を担い、2018年5月から、必要に迫られさらに多くの人に良い知らせが届くようにと、イエス・キリストを中心とするHomeチャーチ「Japanese Bible Ecclesia (J-BE)」 https://ajbe.net/ を新たに始め、現在に至ります。
このウェブチャが、現在直接お会いできない皆さんにとっても、祝福の助けになりますように!(笠原 勝)
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