神は仰せられた。「光る物が天の大空にあって、昼と夜とを区別せよ。しるしのため、季節のため、日のため、年のためにあれ。 また天の大空で光る物となり、地上を照らせ。」そのようになった。 神は二つの大きな光る物を造られた。大きいほうの光る物には昼をつかさどらせ、小さいほうの光る物には夜をつかさどらせた。また星を造られた。 神はそれらを天の大空に置き、地上を照らさせ、 また昼と夜とをつかさどり、光とやみとを区別するようにされた。神はそれを見て良しとされた。 夕があり、朝があった。第四日。 創世記1章14〜19節
聖書の説明は、おとぎ話で、ビッグバンは科学的だと考えている人がいます。本当でしょうか?ビッグバン理論は、未だに仮説です。したがって、覆されることもありうるわけです。
ビッグバン理論(ビッグバン仮説)では、「この宇宙には始まりがあって、宇宙の最初期に超高音・高密度の状態から爆発のように膨張して現在のようになった」と説明されています。爆発の20分後には、「元素周期表」のはじめの方の軽い元素が、無秩序に均一に出来たと考えるわけです。
ところが現実は、異なります。その原因をさぐるべく、アメリカでもヨーロッパでもアプローチは違いますが全く同じ反応を狙っていた研究者たちがいました。その大人の研究者を尻目に、なんと京大4年生が快挙を成し遂げました。やり遂げた素晴らしい実験結果が論文として、2017年3月にはアメリカの物理学会誌すでに掲載されたそうです。
ビッグバン理論に基づくと「水素」「ヘリウム」「リチウム」の軽い3元素が、大爆発の直後に均等に誕生したと考えられるわけです。しかし、ビッグバン理論による予測される元素の理論値に反して、実際の観測データーは、リチウムが他の元素の三分の一の比率しか存在していないのです。
簡単に言うなら、それぞれの元素が観測データでも、同じになるはずでしたが、実際は「水素」:「ヘリウム」:「リチウム」=3:3:1 となっているのです。その理由の説明としてビッグバン理論では、初期の段階で3つの元素以外に「ベリリウム(Be)7」も誕生し、大爆発の際に、この「ベリリウム7」がすぐに3つの元素「水素」「ヘリウム」「リチウム」に変化したと考え、その際のベリリウム7が他の元素になる「変化比率」が違うので、3:3:3にならず、3:3:1になったと説明されてきました。
京大生たちは、「ベリリウム7」からの3つの元素への変わりやすさに違いがある。つまり、「ベリリウム7から水素やヘリウムになる比率は、リチウムになる比率よりも高いせいだろう」と仮説をたてたわけです。そこで、大阪大学にある核物理研究センターの加速器を2日間借り、寝ずの実験をしたそうです。(居眠りも出たようですが)
加速器を使っての実験では、ヘリウムの原子核を加速してヘリウムにぶつけて、そこから壊れて出てくる中性子とベリリウム7を測定し、ベリリウム7がヘリウムに変化する比率を調べビッグバン理論を裏づけようとしたのですが、結果的には逆の発見になりました。
「ベリリウムからヘリウムに変わる確率が高いせいだ」と予測し、2014年度から研究し試行錯誤の今回の実験の結果は、なんと予測に反し、逆に「高くないことを証明」することになったのです。つまりビッグバンで起きたとされる「ベリリウム7から変化した3つの元素」のうち「リチウム」が少ない理由は、偶然の爆発では説明がつかないということがわかったのです。
「ビッグバン誕生によるリチウムの減少」について、既存の仮説では説明できない、ビッグバンという偶然の爆発では、この宇宙の存在を説明できないと結論が出されました。
宇宙は、ビッグバンによって出来たのではなく、天体を構成する元素も、全ての元素の存在も、その比率も、造り主の意図的な設計によるものだということではないでしょうか!
次の点も疑問ですね。
月はどのようにできたのでしょうか?惑星の衝突による地球の一部ですか?
ビッグバンが起こるためのエネルギーはどこからきたでしょうか?
時間を巻き戻したビッグバン直前の宇宙の物質の塊は、どのように存在するようになったでしょうか?
宇宙はほんとうに膨張し続けているのでしょうか?
などなど疑問が出てきます。
次回さらに検討してみたいですね。皆さんの疑問もお寄せください。ごいっしょに考えてみましょう。
今日もウェブチャへようこそ!
世界の大人の研究者相手に京大4年生たちの快挙は、大きな拍手ですね〜!素晴らしい!
真理がわかると、目が輝きます。宇宙は偶然の産物ではなく、神の作品であり、創造主の英知によるものだと知ると、その偉大さに感動です!そして、私たちも偶然でないと知ると人生が変わってきます。この宇宙とではなく、この宇宙の作者とつながることができるのです。その方法は、神が遣わした神の子であるイエス・キリストを「私の救い主です!」と心から信頼し、祈ることです。
今日も良い一日をおすごしください!
宗教嫌いの私が、生まれて初めて聖書を開いて読んだのは、高一の春。今だに宗教とか、キリスト教は好きではありませんが、今ではすっかり、聖書の魅力にはまって、奥深いみことばの味わいとその力と不思議に、心温められております。
ただ真理や事実を知りたいと、化石、古生物学、天文学、考古学、歴史、預言、精神や心の世界、霊的世界、死後の世界…などと探求しつつ、いつの間にか50年以上経ちました。
専攻は地質学ですが、テキサスのパルクシー川底の同じ岩盤の上に続く、恐竜と人の足跡化石、その岩盤に立った時はかなりの衝撃でした!初代の創造科学研究会の理事の一人として、ここニュージーランドに移住するまで、日本各地で講演させてただき、また、 Masaluk(メイサルーク)のペンネームでマンガ・ジェネシスの1と2のシナリオを書かせていただきました。
1994年からオークランド日本人教会の牧会の一端を担い、2018年5月から、必要に迫られさらに多くの人に良い知らせが届くようにと、イエス・キリストを中心とするHomeチャーチ「Japanese Bible Ecclesia (J-BE)」 https://ajbe.net/ を新たに始め、現在に至ります。
このウェブチャが、現在直接お会いできない皆さんにとっても、祝福の助けになりますように!(笠原 勝)
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