預言者ダニエルの70周の預言 (ダニエル書9章24〜27節)と
主の7つの例祭(マスタープラン)から割り出してみたい。
今のところであって、変更がありうるので、参考までに。
預言者ダニエルの預言によると
「エルサレム再建命令より69周目に」メシアは十字架にかかり、
人々の罪の贖(あなが)い、罪からの救いを完成させるという。
イエス・キリストの十字架の約600年前の預言が、見事に実現している
70周の預言の最初の7周である
1周は7年なので、 7年x7=49年 エルサレムが再建された
油注がれた者(メシア)イエス・キリストが
公の生涯を開始し、そして断たれる(十字架)までが
7周+62周=69周となるので、
69周は7年x69周= 483年後 イエスは
王としてエルサレムに入城し、十字架に架けられ殺される。
では、いつから483年後なのか? 歴史を紐解くと
BC539年 ペルシャのクロス王によるバビロンの陥落
BC539年 クロス(キュロス)王の「神殿再建命令」と第1次帰還命令
4万2360人のユダヤ人と7537人の奴隷と歌うたいの帰還エズラ1:1~4
BC519年 ダリヨス王の「神殿の美化命令」金銀を使って再建の再開
BC515年 第2神殿完成
BC458年 8月9日 アルタシャスタ王の「神殿美化命」
BC445年1月(BC446年12月)アルタシャスタ王の「エルサレムの町再建命令」が出る ネヘミヤ2:5~8
したがって、BC445年を起点として採用してみよう。
ところが、483年後はそのまま使えない
483年は太陰暦で数えているのではないから、太陽暦に換算 483年X360/365=476.383562年
約476.4年後に、「油注がれた者(メシア)が断たれる」つまり十字架で殺されるということであろう。
BC445年分をマイナスすると、31.4年がADの残りとなる。ところが、当時は0の概念ので、 0があると考えの単純計算は、間違いとなる。
BC1年12月31日の翌日がAD1年1月1日となるため2年が消える。
補正値として+2年を足した33.4年のADである。
イエス様の生涯 33年と半年であるから、
したがって、イエス・キリストの誕生は逆算して? 33.5年−33.4年=0.1年
元年で2年消えているので、-2年 すなわち BC3.1
ユダヤ暦とグレゴリオ暦の換算表(keisan.casio.jpの西暦からユダヤ暦変換)で換算すると
イエス・キリストが十字架にかかったのは、
AD33年4月3日 満月 金曜日 過越の祭り 午前9時から午後3時 翌日が安息日の土曜日であったということからも33年の可能性が高い。
その前の30年4月7日、31年5月25日、32年2月15日が満月の金曜日となる。
ちなみに、AD29年9月11日 日曜日 満月(仮庵の祭り) イエス・キリストは30歳でバプテスマを受け公生涯開始
3年半後
33年3月25日 金曜日 ロバに乗って王としてエルサレム入城
33年4月3日 満月 金曜日 過越の祭り 午前9時から午後3時 十字架
33年4月5日 日曜日 朝 復活
となる。
それから、33.5年前が、
イエス・キリストの誕生日BC3年 9月22日夜 ティシュリ第7の月の満月(仮庵の祭り)火曜日となる。
聖書の記録によれば、羊飼いたちが羊の番をしていた。
小麦の収穫を終えて草が生えた草地に、放牧された羊たちを、野獣から守るよう見守っていた。
ベツレヘムで、羊飼いたちが野宿で夜番ができるのは、秋までだから、
それとも符合する。
12月25日に野宿の夜番はできない。
羊たちも凍え死ぬ。
BC3年9月22日は仮庵の祭りの日で満月(であった。
しかし、満月の光以上の眩しい光が天に現れ、
羊飼いたちは驚き恐れ腰の抜かしたことであろう
それは、天使たちの軍勢で
「 恐れることはない。
今この民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのだ。
今日、ダビデの町であなたがたのために、
救い主がお生まれになった。
この方こそ主キリストだ。
あなたがたは、布にくるまって
仮庵に寝ておられる嬰児(みどりご)を
見つけます。
これが、あなたがたのための印です。」 ルカ2:9〜12
イエス・キリストは、仮庵という一時的な肉体を取ってきてくださった。
仮庵とは、幕屋、テント、仮住まいという事。
これは「仮庵の祭り(ハグ・スコット)」のもう1つの意味である。
「ことば(イエス・キリスト)は、人となって
私たちの間に、住まわれた。」
「住まわれた」とは、「仮庵をまとわれた。」という意味である。
イエスが生まれた日は、クレニオが総督の時の住民登録が行われていた。
マリヤもヨセフもナザレの田舎に住んでいたが、生まれ故郷のベツレヘムへ行かなければならなかった。
ベツレヘムの街は、住民登録と仮庵の祭りで、人々であふれかえっていた。
宿屋はそのためにいっぱいであったが、
各家の軒先には、仮庵のが作られていた。
マリヤは産気づき、イエスを出産したのは、馬小屋ではなく、
仮庵の祭りで建てられていた仮小屋であった。
飼い葉桶に寝かせられたのではなく、仮庵に寝かせられたのである。
したがって、当時身分の低い羊飼いたちにとって、
宿屋でも、人の家でも入れなかったが、
軒先の仮庵で寝ている嬰児を
容易に見つけることが、拝することができたのである。
仮庵の祭りの起源は、イスラエル人がエジプトを脱出して、
40年間荒野を彷徨(さまよ)い、テント住まいだったことに起因している。
何もない荒野で、神を頼りに40年間も守られたことを覚えながら記念する。
ユダヤの7つの例祭の1つであり、
イスラエルの三大祭りの一番の喜びの祭りである。
今でもユダヤ人は
庭先や、ベランダや、屋上に4本柱を四隅に立てて、屋根を張り
仮庵の祭りをする。
実は、日本でも守ってきていた。
私の幼少期では、
縁側に稲にみたてたススキなどを飾り、お饅頭を積み重ね、
十五夜の満月を眺めながら、「仲秋の名月」の祝いをしていた。
毎月満月があるのに、なぜ、この日なのか?と、当時全く意味ががわからなかった。
さらに、仮庵の祭りの最後8日目にに
「「水取りの儀式」」が行われる。
シロアムの池から、エルサレム神殿に水を組み上げ、
その間の道路は人々であふれ喜び踊り歌う。
日本でも「水汲みの儀」が行われるところがある。
私の小学校中学時代は
その「水取りの儀式」の時に歌う歌で、校庭にでて歌い踊った。
同じ歌が今も歌われ、踊られている
それは、「マイム・マイム」だ。
「マイム」とはヘブル語で「水」のこと。
井戸の周りで輪になって踊り、“Mayim mayim be-sasson”と歌いながら
井戸に向かって駆け寄っていくことを表すダンスしたものだ。
「ベ–サッソン」もヘブル語で「喜びのうちに」と言う意味。
この歌を歌い、踊り、手をたたき、大歓喜の行進しながら、水を神殿の祭壇に注ぐ。
あの当時ドキドキしながら、フォークダンスしていたのを思い出す。
聖書のイザヤ書12:3の言葉そのもの。
イエスの公生涯の3回目の「仮庵の祭りの8日目」
祭りの終わりの大いなる日に、
イエスは立って大声で言われた。
「だれでも渇いているなら、わたしのもとに来て飲みなさい。
わたしを信じる者は、聖書が言っているとおりに、
その人の心の奥底から、生ける水の
川が流れ出るようになる。」ヨハネ7:37〜39
心の渇きを満たしてくださるのは、
物理的な飲み水ではなく
イエス・キリストであり、
イエスに信頼した者の内に来てくださる聖霊の働きだ。
「私も満たしてください」と求めるだけでよい。
ちなみに、イエス・キリストは30歳でバプテスマを受けられ公生涯開始された。イスラエルの暦(https://www.timeanddate.com/calendar/?year=33&country=34)によると
AD29年9月11日 日曜日 満月(仮庵の祭り)
3年半後
33年3月27日 金曜日 ロバに乗って王としてエルサレム入城
33年4月3日 満月 金曜日 過越の祭り 午前9時から午後3時 十字架
33年4月5日 日曜日 朝 復活、33年5月13日(木)昇天、33年5月24日(日)聖霊降臨ということになりそうだ。
今日もウェブチャへようこそ!
12月25日がクリスマスではないと困る人、
プレゼントもらえないし、せっかく家族で楽しんでいるのに、
そういう人は、12月25日は、「イエス・キリストの降誕記念日」
ぐらいに考えておきましょう。
ところで、本番は24日なの?25日なの? 実はこれも、ユダヤ暦の1日の始まりが日没から始まるからなのです。
24日の夕方の日の入りから、25日が始まっているのです。
ということで、今日も良い1日をお過ごしください!
宗教嫌いの私が、生まれて初めて聖書を開いて読んだのは、高一の春。今だに宗教とか、キリスト教は好きではありませんが、今ではすっかり、聖書の魅力にはまって、奥深いみことばの味わいとその力と不思議に、心温められております。
ただ真理や事実を知りたいと、化石、古生物学、天文学、考古学、歴史、預言、精神や心の世界、霊的世界、死後の世界…などと探求しつつ、いつの間にか50年以上経ちました。
専攻は地質学ですが、テキサスのパルクシー川底の同じ岩盤の上に続く、恐竜と人の足跡化石、その岩盤に立った時はかなりの衝撃でした!初代の創造科学研究会の理事の一人として、ここニュージーランドに移住するまで、日本各地で講演させてただき、また、 Masaluk(メイサルーク)のペンネームでマンガ・ジェネシスの1と2のシナリオを書かせていただきました。
1994年からオークランド日本人教会の牧会の一端を担い、2018年5月から、必要に迫られさらに多くの人に良い知らせが届くようにと、イエス・キリストを中心とするHomeチャーチ「Japanese Bible Ecclesia (J-BE)」 https://ajbe.net/ を新たに始め、現在に至ります。
このウェブチャが、現在直接お会いできない皆さんにとっても、祝福の助けになりますように!(笠原 勝)
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